NEWS

2020/10/23 Fri COLUMN
【コラム】滑舌が悪い人でもすぐにハキハキ話せるようになる2つの方法

滑舌は仕事にもプライベートにも影響する

「滑舌が悪いのが気になって人前で話すのに抵抗を感じる」「もっとハキハキ話してと言われた」「よく聞き返される」という悩みを抱えていませんか?同じ内容を話したとしても、滑舌のいい人と悪い人では聞き手に与える印象が全然違います。滑舌よく話せる人は明るく活発な印象を、悪い人は暗く消極的な印象を与えてしまいます。本人の性格や仕事の能力とは関係なく、そんな印象を与えるのが現実です。
滑舌が悪いと仕事の能力を適切に評価してもらえないこともあります。日常の連絡、報告はスムーズな方が良いに決まっていますし、電話でのやり取りで滑舌が悪いと相手は何度も聞き返さなければならずイライラしてしまうかもしれません。
プライベートでも、一緒にいたいと思われるのはやはり明るく活発な印象の人です。このように滑舌の善し悪しは日常生活全般に影響を及ぼします。

話し方で明るく積極的な印象を与えられる

そこで、今回は滑舌を良くする話し方を紹介します。実践することで、あなたも明るくハキハキ話せるようになり、積極的な印象を与えられるようになります。と言っても、アナウンサーの滑舌訓練とは違います。

アナウンサーのようでなくて良い

アナウンサーは、滑舌をよくするために日々訓練をしています。例えば、早口言葉に似た難解フレーズを取り入れた訓練です。他にも、発声が悪いとはっきり聞こえませんので発声や口の開き方など、たくさんあります。
アナウンサーを目指すならそのような訓練が必要ですが、日常の会話や会社での連絡・報告、プレゼンテーションや大勢の前でスピーチをする場合は、伝えたいことをきちんと伝えられればいいのです。ハキハキ話すことができれば、十分伝わります。ちょっとくらいサ行が言えなくても、ちょっとくらいマ行がもたついてもいいのです。気をつけなくてはいけない点はそこではありません。
ハキハキ話す。その逆はボソボソ話す、モゴモゴ話す、です。これは一字一字を丁寧に発音していないために聞きにくいのです。例え、良い内容の話であっても聞いている方は辛いです。すると、いつのまにか「聞こう」「話を聞いてみよう」「聞いてみたい」という意欲が低下します。
つまり「滑舌が悪い」と悩んでいる方は、滑舌矯正ではなく、相手に聞いてもらうためにハキハキ話すことさえできればいいのです。ちょっとした心がけですぐに改善されます。

①言葉の始まりから終わりまでを意識する

何も意識しないで「おはようございます」と声に出してみてください。無意識でいると、「お」がとても小さく「はよう…」と聞こえます。まず、これがハキハキ聞こえない原因です。「おは」から大きくすると、堂々と聞こえます。さらに、語尾の「います」も消え入るようになりがちで、言葉が流れてしまっています。これもハキハキ聞こえない原因です。
言葉の中間は割とハッキリ発音しやすいです。それ以外の言葉の始まりと終わりを丁寧に話すように意識するだけで変わってきます。「おは ようござい ます」ではなく「おはようございます」。口を大きく開けたらいいとか、方法はいろいろありますが、意識し続けるだけでけっこう変わります。
初めは結構疲れるかもしれません。話すのは言葉のひと言一言ではないですし、一つの文章だけではないからです。そういう意味では日々の会話が滑舌の練習とも言えます。

②少し遠くを意識して、大きな声で話す

何も考えないで「あいうえお、かきくけこ、さしすせそ」と、続けて話してみてください。その次に、さっきと比べて大きな声で「あいうえお、かきくけこ、さしすせそ」と、続けて話してみてください。ちなみに、大きな声は少し遠くを見ながら声を出すと、簡単に出ます!

どうでしたか?大きな声で話すと、自然に声のトーンが上がります。これで明るい印象を与えられ、結果的にハキハキ感に繋がります。また、大きな声で話すと、自然とゆったりとしたテンポになります。モゴモゴした印象ではなく、一語一語をゆっくり丁寧に話している印象を与えられます。

CONTACT

お問い合わせはコチラ