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2021/06/22 Tue COLUMN
【コラム】Webトークがスムーズに進む背景の3つの工夫

持ち物を整えるイメージ

Webトークで背景を整えることは、リアルな場で例えると服装・髪型・女性はメイク、男性は髭剃りをして身だしなみを整えたあとに、自分の持ち物を綺麗にそろえることに近いでしょうか?
靴や鞄がボロボロ、資料の取り扱いがボロボロだと印象は良くないですよね。
画角(画面のどの位置にどのくらいの大きさで映すか)や光を工夫したあとのもうひと工夫で、信頼感をアップさせましょう。

背景の3つの工夫

(1)余計なものが映りこまないようにする

原則として、ごちゃごちゃしていない場所を背景に選びましょう。
バーチャル背景の使用がないツールをお客様から指定される場合もあると思って、慌てないように日頃から場所を設定し整理整頓しながら自宅や会議室を整えておきましょう。

(2)観葉植物などを置いて背景に奥行きを持たせる

私は自宅の白壁を背景に、窓を正面に座っています。
余計なものは映らずに綺麗なのですが、ここからワンランクアップさせるとしたら、観葉植物を画面の端に見えるように置くことです。
真っ白よりも奥行きが出て立体的に見えて綺麗です。

また、白い壁にさし色が加わると、カメラの自動補正機能にコントラストが増して顔映りが良くなります。
さし色が濃すぎると、全体の色が暗くなりますので明るめのものを取り入れてみてください。

(3)バーチャル背景を効果的に使う

バーチャル背景を選択できるツールであれば、お部屋の状況がどうでも気にならないので便利です。
ビジネスにふさわしいか?業種にふさわしいか?を考えて背景を選択します。

更に注意してほしいのが、合成がうまくいくかどうかです。
パソコンのスペックや来ている洋服の色によっては、合成があまくなります。
顔の一部が緑色になったり、服が消えて生首状態になったりします。
また、少し動くと消えたりチラついたりするのは意外と気になるもので、肝心な話に中身に集中しづらいです。
「あ、また消えた…」と思ったことはありませんか?
飲み会の少しの時間なら良いですが、それが長く続くと面白くもなくなってきますね(苦笑)

まとめ

私がテレビ局でニュース番組を担当していた際に、カメラマンの方が白い壁に薄いピンク色と薄い水色の丸い柱を作って、スタジオに置いていました。
今思えばスタジオのデザイン性に加えて、あのおかげで私の顔映りも良くなっていたのだなと、ありがたいです。

観葉植物は素敵な背景になるだけでなく、集中力を上げる効果も期待できるそうです。
自宅にあると、自分のためにも良さそうですね。

アナウンサー・スピーチトレーナー
三浦由起子

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