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2021/06/17 Thu COLUMN
【コラム】Webトーク時の光・照明のコツ

照明の大切さを実感した経験

2014年に私はYouTubeで話し方の動画を75本投稿していました。
(現在新しい動画を作成予定で、一度止めています)
当時はWebトーク(オンラインでの商談・MTG)はあまりなく、YouTuberが注目を集め始めていたときでした。

自分で三脚の上にスマホを立てて撮影しはじめましたが、録画を見て思ったのが
「うわぁ、顔が暗いとこんなに覇気がなくなるんだ…」ということでした。
それまでテレビ局で仕事をしていた私は、照明の方がどれだけ綺麗に光を当てていてくれたのだろうと思いました!
顔が暗いというのは、色の問題だけではありません。
シワやシミ、クマが目立ち、目の輝きを奪うと、悪い意味で別人のようです。

実際に光があたると、目鼻立ちをくっきりさせて美しく見えるものだそうです。
(照明を当てると、良い意味の別人のようになれるとも言えるのかもしれません笑)

パソコンに映る自分の画角(どこに、どのくらいの大きさで映すか)を決めたあとは、
光を上手に取り入れるための工夫をすると、若々しく爽やかに見せることができます。
親近感や説得力にも影響がありますよ。

日中の光、夜間の照明の取り入れ方

(1)光は正面から

自然光にかなうものはありません!
スマホで写真をたくさん撮っているので、皆さんもイメージができると思います。

自宅・オフィスで自然光を取り入れられる環境にいるのであれば、
カーテンやブラインドを閉めるのはもったいないです。
開けて、窓を正面に見るように座りましょう。
可能な限りレイアウトを工夫することをお勧めします。
光を正面から受けると、明るく元気に爽やかに見えます。
シミやシワ、クマが飛んで若々しく見えることもあります。
また、人工の光である照明よりも自然光は柔らかい雰囲気で親しみも感じられます。

以前、Webセミナーをした際の受講者で「逆光になるのでカーテンを閉めています」と言っていましたが、
日中から締め切った部屋を見ていると
「暗いな…。ぼやけた感じに見えて、クリエイティブな発想は生まれないかもしれないな。」と感じてしまいました。

正面がお勧めです。
自分の右側に窓があるなど、片側から光を受けると反対側が影になって顔の半分が暗く見えて、それはそれで気になりますので注意します。

(2)自然光を受けられない場合

日中自然光を正面から受けることが難しい場合や、夜は、外付けの照明を自分の目の前に設置して正面からの光を十分にしましょう。
パソコンのカメラの横にクリップ式でくっつけられるもの、ライトに三脚がついた本格的な照明など様々あります。
家電量販店やネットショップで簡単に手に入りますので、持っておくと良いと思います。

外付けの照明にもいつくか種類があります。

私は白色の光、黄色い光、それらが混ざっている光の3種類を選べて、光の強さを3段階で調整できるものを使っています。
白と黄色が混ざっているものが柔らかく映るので気に入っています。

電池式のもの、USB充電式のものもあります。

順光を取り入れられない部屋で接続する、夕方以降にWebトークが多い場合は照明を取り入れましょう。

まとめ

私は2021年の1月に引っ越しをしました。
それまでの自宅は日当たりがあまり良くなかったのですが、新居は日当たりがとてもよく、Webトークのたびに
「三浦さん、自宅ですか?とても明るいですね。」
「綺麗ですね。いいなぁ、うらやましいです。」
という声をいただきます。
惹きつけることができるのだと思います。

何より、画面の向こうの相手を見たときに必ず目に入る自分を見ていても、気分が良いです。

引っ越しをする必要はまったくないと思いますが、可能な範囲で工夫してみてください。
きっと在宅ワーク中の気持ちが上がりますよ。

アナウンサー・スピーチトレーナー
三浦由起子

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